宮崎 ペットの宿 ゆすの木(今日は、忠犬ハチ公の日。!)

愛犬オセンが、死の直前、突然いなくなりました。一度目は病気を催した時の1週間前、土砂降りの雨の日、あれだけ探したのに、朝方濡れずに家のドアの前で寝ていました。2度目は、3日前、夜中に2回私がトイレに連れて行き、3度目は妻が朝方4時ごろ、妻が戻って来たのは、6時、身体も凍え、泣きじゃくるばかりなのです。「おしっこの途中、消えるように居なくなったのだと、まるで消えるように。」「大丈夫まず自分達が寝て,そして起きてから探そう。それに、陽が昇れば、戻るよ。」1時間後、川の水を思いっきり飲んでいるオセン発見。泣きながら抱きか抱えに行く妻、抱えてきても、何故かまた川のそばに向かうのです。 川のほとりでこちら向いて清楚に正座していたのが最後の姿でした。後で寒いだろうから迎えに行こうと、それが最後の別れとなりました。あれから毎日探すのですが、いまだどこに居るのか分かりません。昨日も保健所に出向き行方不明届けを済ませました。泣きじゃくる妻には「今、自然の穴の中で体力回復をしているのだから、回復したら戻るよ。」〝犬は飼い主には死に際を見せない〝そんな言い伝えを聞いたことがありませんか。まだいなくなって三日、諦めない妻に、「また、会えるよ、あれだけ守ってくれたのだから。」どこで何をしていても、そばから離れず、外出しても、道路の際で帰るまで正座して待っていてくれていたオセン、今まで、有難うございました。悲しみが深い分、愛情も深かったように思います。昨日は会話の少ない気晴らしのドライブに、黄泉の景色を感じたのは、私だけだったのでしょうか?